若手醸造家の祭典「若手の夜明け2025 TOKYO」、9月17日から21日まで東京・大手町で開催。
「若手の夜明け」は、有志の若手醸造家たちの“自分たちの世代が日本酒業界を盛り上げていこう”という想いのもと、2007年よりはじまりました。2024年9月に開催した前回の来場者は5日間で1万人を超える規模にまで拡大を続けており、2025年には、香港・北京で海外展開を実施するなど、国内外から大きな注目を集めています。
蔵の大小や取引の多寡、歴史や伝統などのバイアスに縛られることなく、一人の醸造家として、健全な競争環境の中でお互いに切磋琢磨すること、またそれにより日本酒業界がさらなる成長を遂げる未来を目指して開催しています。
今回40回目となる「若手の夜明け2025 TOKYO」 では、蔵元、酒販店、飲食店、食に造詣の深いフーディーなど総勢9名の日本酒のプロフェッショナル達が審査員を務めた事前選考会を勝ち抜いた40蔵及び昨年の「若手の夜明け2024 TOKYO」の1日あたりの売上TOP10の10蔵の合計50蔵が参加いたします。
▼酒蔵(代表銘柄、酒蔵名、都道府県の順に記載)
2025年9月17日(水)、18日(木)
『キタノニシキ』小林酒造 (北海道)、『福司』福司酒造 (北海道)、『Re:vive』平六醸造 (岩手県)、『百磐』磐乃井酒造 (岩手県)、『稲とアガベ』稲とアガベ (秋田県)、『会津男山』男山酒造店 (福島県)、『浦里』浦里酒造店 (茨城県)、『朝日榮』相良酒造 (栃木県)、『豊明』石井酒造 (埼玉県)、『あべ』阿部酒造 (新潟県)、『八海山』八海醸造 (新潟県)、『ITTEKI(一擲)』弥栄醸造 (新潟県)、『林』林洋一 (富山県)、『美寿々』美寿々酒造 (長野県)、『水尾』田中屋酒造店 (長野県)、『萩錦』萩錦酒造 (静岡県)、『敷嶋』伊東 (愛知県)、『米宗』青木酒造 (愛知県)、『やまいし』石川酒造 (三重県)、『QA』三宅酒造 (兵庫県)、『KURAMOTO』倉本酒造 (奈良県)、『中島屋』中島屋酒造場 (山口県)、『豊能梅』高木酒造 (高知県)、『LIBROM』LIBROM (福岡県)、『能古見』馬場酒造場 (佐賀県)
2025年9月19日(金)、9月20日(土)、9月21日(日)
『上川大雪』上川大雪酒造 (北海道)、『飛良泉』飛良泉本舗 (秋田県)、『はなうたホップス』haccoba (福島県)、『シンツチダ』土田酒造 (群馬県)、『直実』権田酒造 (埼玉県)、『帝松』松岡醸造 (埼玉県)、『MaisonAoi』葵酒造 (新潟県)、『翔空』Lagoon Brewery (新潟県)、『谷泉』鶴野酒造店 (石川県)、『永平寺白龍𠮷田酒造 (福井県)、『narai』杉の森酒造 (長野県)、『孝の司』柴田酒造場 (愛知県)、『奥』山﨑 (愛知県)、
『きもと太郎』安井酒造場 (滋賀県)、『月桂冠』月桂冠 (京都府)、『800』Linné (京都府)、『奥六』岩手銘醸 (岩手県)、『冨玲』梅津酒造 (鳥取県)、『辨天娘』太田酒造場 (鳥取県)、『龍勢』藤井酒造 (広島県)、『於多福』柄酒造 (広島県)、『わかむすめ』新谷酒造 (山口県)、『飛鸞』森酒造場 (長崎県)、『福海』福田酒造 (長崎県)、『和香牡丹』三和酒類 (大分県)
【開催概要】
名称:若手の夜明け2025 TOKYO
日程:2025年9月17日(水)、9月18日(木)、9月19日(金) 17:00 - 21:00
9月20日(土)、21日(日) 12:00 - 18:00
会場:大手町フィナンシャルシティ(〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目9)
主催:若手の夜明け実行委員会
共催:三菱地所株式会社
チケット販売:オンラインにて発売中
https://wakate2025.peatix.com
※先行販売購入者は各日30分前倒しでお酒をお楽しみいただけます。
【現地取材】
東京・大手町フィナンシャルシティで、2025年9月21日(日)まで開催中。開催初日にイベントへの想いを現地で蔵元、主催者にお伺いしました。
▼若手蔵元の取り組み
株式会社haccoba(福島県南相馬市) 代表取締役社長 佐藤太亮氏
2021年より「クラフトサケ」という新ジャンルを立ち上げた佐藤氏。
「既存の酒蔵と新しい酒蔵が手を取り合い、希望を持って次世代の作り手が生まれる仕組みづくりを目指しています」
稲とアガベ株式会社(秋田県) 代表取締役社長 岡住修兵氏
人口減少が深刻な秋田県で、酒造りを核としたまちづくりを推進する岡住氏。
「酒は地域を盛り上げる重要なコンテンツです。イベントを通じて連携を深め、日本酒の新しいイメージを築いていきたいと考えています」
阿部酒造株式会社(新潟県) 6代目 阿部裕太氏
アルコール度数2%のカジュアルな酒から伝統製法を取り入れた酸味のある酒まで幅広く展開する阿部氏。
「日本酒を一時的なブームで終わらせるのではなく、作り手と飲み手が一体となり関係人口を増やすことが重要です」
株式会社相良酒造(栃木県) 相良沙奈恵氏
創業200年を見据える家族経営の小規模蔵を担う相良氏。
「原料米不足が課題ですが、イベントを通じて新たなファンを獲得し、蔵の未来を築いてまいります」
▼主催者のコメントと今後の展望
主催者 camo株式会社代表 カワナアキ氏
2022年より本イベントの運営を引き継ぎ、「規模の拡大、新規顧客の獲得、競争環境の導入」という3つの方針を掲げています。国内開催に加えて今年は香港・北京でも展開し、来年以降はさらに都市を拡大していく予定です。
「イベントは単なる試飲会ではなく、酒蔵が自ら考え動くためのビジネスプラットフォームです。酒蔵単位では実現困難な規模や場所を提供し、参加蔵が主体的に活動を拡張できる環境を整えることを目指しています。かっこいい日本酒を世界に発信し、新しいファンを獲得していきたい」
「若手の夜明け2025 TOKYO」は、若手蔵元が自身の挑戦を発信し、消費者との接点を広げる場であると同時に、業界全体の発展を目指すプラットフォームとして進化を続けています。本イベントを通じた、日本酒文化の新たな可能性と未来を切り開く取り組みにますます注目です。
| 開催日 |
2025年09月17日 17:00 ~ 21:00 2025年09月18日 17:00 ~ 21:00 2025年09月19日 17:00 ~ 21:00 2025年09月20日 12:00 ~ 18:00 2025年09月21日 12:00 ~ 18:00 |
| 会場名 | 大手町フィナンシャルシティ |
| 住所 | 東京都 千代田区大手町1丁目 9 |
| 料金 | オリジナルおちょこセット(数量限定)※シール20枚+おちょこ ¥4400 ・シール20枚:3,800円 ※おちょこ持参もしくはプラカップ他 |
| 問合せ | 『若手の夜明け』運営事務局 (camo株式会社内) https://sakejump.com/ja/contact |
| URL | https://sakejump.com/ |
| SNS |
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