【実施レポート】「おいしいSAKEウォーク in 恵比寿・代官山2026」

この記事の目次
はじめに:新緑の恵比寿・代官山に集いし皆様への燗謝
新緑の鮮やかな緑が風薫る、心地よい陽気に恵まれた「ウォーク日和」の2026年5月23日(土)。今年で4回目の開催となる「おいしいSAKEウォーク in 恵比寿・代官山2026」が無事に閉幕いたしました。
当日は約500名の「飲み手」、全国から集まった40蔵の「醸し手」、そして、そのお酒の魅力を料理と空間で表現してくださった34スポットの飲食店・酒販店等の「伝え手」の皆様が、恵比寿・代官山エリアに集結しました。街のあちこちで、オリジナル酒器を片手に笑顔で行き交う人々の姿が見られ、全国から届いた美酒とペアリングする美食が彩る、素晴らしい一日となりました。
運営側として、準備段階や当日のオペレーションにおいて、至らぬ点も多々あったかと思います。しかし、参加者の皆様の満面の笑顔と、関係各位の温かい応援に支えられ、最後まで走り抜くことができました。
多大なるご協力をいただいた酒蔵や参加店の皆様、そして現場を支えてくれたサポーターや関係者の皆様に、主催者として心より深く燗謝申し上げます。

「醸し手」「伝え手」「飲み手」が交差する交流の場として
本イベントが大切にしている核は、「単にお酒を消費するお祭り」で終わらせないことです。私たちが目指しているのは、「醸し手(酒蔵)」「伝え手(飲食店・酒販店)」「飲み手(参加者)」の三者が同じ空間に集い、直接言葉を交わし合うことで、新しい「酒縁(しゅえん)」を育むことに他なりません。
イベント中、各スポットを巡回していると、そこかしこで心温まる光景に出会いました。蔵元さんがテーブルに歩み寄り、酒造りに込めた並々ならぬこだわりや、そのお酒が生まれた風土の背景にあるストーリーを熱心に語る姿。そして、その言葉に深く頷きながら、提供された一杯をじっくりと味わう参加者の皆様の真剣で楽しげな表情。さらには、飲食店の方が提案する酒と食のペアリングの妙に驚嘆の声が上がる瞬間など、おいしいSAKEの背景にある「物語」に耳を傾け、深く交流する光景が至る所で見られたことは、発起人としてこれ以上ない喜びであり、大変誇らしく感じております。

満足度約9割!皆様から寄せられた「交流への喜び」と「発見」の声
開催後に実施したアンケートでは、全体の約9割の皆様から「満足」以上の評価をいただくことができました。寄せられた温かいコメントからは、このイベントが皆様にとって単なる飲食体験を超えた、価値ある時間となったことが伺えます。
「お酒づくりのこだわりや熱い思い、背景にあるストーリーを、直接ゆっくり聞くことができて感動しました」 「蔵元さんがテーブルを回って親身に声をかけてくれたり、おすすめの購入場所を教えてくれるなど、深い交流ができました」「好きなお店の方と蔵元さんの両方と同時に話しながら、食べ飲みできる環境が非常に贅沢でした」等、 「日本酒」という素晴らしい共通言語を通じて、初めて会う参加者同士の間にも自然な会話や楽しい交流が生まれていました。
また、「普段はなかなか入る機会がない路地裏の隠れ家的な居酒屋や、気になっていても行けていなかったお店へ気軽に訪問する素晴らしいきっかけになりました」 「今まで知らなかった全国の蔵元さんを知ることができました。お酒の名前の由来などを聞いて、これまでの偏見が嬉しい発見に変わる体験がありました」 「それぞれの特長に合わせた美味しい食べ方や飲み方、新しい組み合わせ(ペアリング)を知ることで、日本酒への理解がより深まり、非常に勉強になりました」と、発券や知的好奇心を満たす場でもありました。

街全体の活性化と酒縁を育む「受付・特設会場」戦略
イベント全体の実績として、参加者数およびチケットの流通総数が前年比25%の伸びを記録するという嬉しい成果を上げることができました。出展数が増加したことで、エリアや時間帯によって人の流れが分散する傾向も見られましたが、結果として、街全体が「日本酒」という素晴らしい文化を通して確実に活性化していく確かな手応えを感じました。

今回の運営において工夫した点の一つが、「受付と特設会場」の設置です。 受付は、代官山、恵比寿西、南、東の4つのエリア別で実施しました。スタート地点である受付で、参加者の皆様に、オリジナル酒器、飲食引換チケット10枚、ガイドMAPをお渡ししました(※開会以降、首掛け酒器ホルダーは販売へと切り替えさせていただきました)。
単に受付を分散するだけでなく、街全体の活性化とエリア毎の混雑の偏りを無くすため、これら4つの受付に「特設会場」を併設するという戦略的な配置を行いました。特設会場では、複数の日本酒を少量ずつ堪能できる「飲み比べセット」を提供しました。これにより、参加者が比較的長い時間滞在して楽しむ動線が生まれ、じっくりと酒縁を育む拠点として、皆様から大変好評をいただきました。


街全体を笑顔で支える総勢40名のサポーター
この大規模なイベントを最前線で支えてくれたのが、スタッフTシャツを身に纏った総勢40名のサポーターの皆様です。 彼らは朝9時半から準備を開始し、11時からの受付対応、12時の各店舗の開始と同時に対象エリアへ展開して店舗への誘導や追加チケットの販売に奔走してくれました。
16時の店舗ラストオーダー後には、各店で追加チケットの最終販売を呼びかけ、使用済みのチケットを回収。その後も担当エリアを巡回し、清掃まで徹底して行い、受付へと戻るという献身的な働きを見せてくれました。彼らの笑顔と機動力なくして、このイベントの成功はあり得ませんでした。

アフター交流会での熱気
イベントのコアタイムが終了した後の17時半からは、酒蔵様、恵比寿エリアの飲食店様、酒販店様、そして運営サポーター限定の「アフター交流会」を、「麦酒庵恵比寿店」様を貸し切り、開催いたしました。 この場は、単なる打ち上げにとどまらず、酒蔵様にとっては自慢の出品酒のPRの場として、また飲食店・酒販店様にとっては恵比寿・代官山エリアでの新たなコネクションづくりの場として大いにご活用いただきました。
一日を共に創り上げた仲間たちがグラスを交わし、次の仕掛けやビジネスのアイデアを熱く語り合う様子を見て、この「おいしいSAKEプロジェクト」が単発のイベントではなく、持続可能な文化の土壌を耕していることを実感いただけると幸いです。

そして次なるステージへの約束
この恵比寿・代官山で育まれた「おいしいSAKE」の輪は、決してここで立ち止まりません。 次は2026年10月31日(土)の「大阪開催」へと熱狂の舞台を移し、そして来年、2027年5月22日(土)には、大きな節目となる第5回の開催へとバトンを繋げてまいります。引き続き、「おいしいSAKEプロジェクト」への温かいご支援と応援を、何卒よろしくお願い申し上げます。また次の会場で、笑顔でお会いしましょう!
【イベント概要】
イベント名:おいしいSAKEウォーク in 恵比寿・代官山 2026
開催日時:2026年5月23日(土)コアタイム:12:00 ~ 16:00 LO(受付開始 11:00)
※ 開催時間は参加店、特設会場毎に設定しています。
公式イベントサイト:https://event.oishiisake.jp/walk-ebisu2026
会場:恵比寿・代官山エリア34スポット(飲食店、酒販店、特設会場)
参加酒蔵:全国から40蔵+1セレクション
主催:恵比寿おいしいSAKEプロジェクト
(運営事務局:クロッシング株式会社、SAKEhub株式会社)

日本の誇るべき酒文化の更なる発展と、お酒を通じた豊かな地域交流の場づくりに向けて、私たち運営チーム一同、これからも全力で邁進してまいります。 改めまして、ご参加いただいたすべての皆様に心より御礼申し上げます。
おいしいSAKEウォーク 代表発起人 畔柳 伸
