2022/2/25【丸の内行幸マルシェ】あいちの地酒試飲販売会を開催!!
この記事の目次
『丸の内行幸マルシェ』 とは
マルシェはフランス語で、英語の『マーケット』、日本語の『市場(いちば)』のことです。文字通り、東京駅の皇居寄りに立地する丸の内で、毎週金曜日に安心でおいしい季節の食材や食品を生産者が直接販売しています。
各地の“郷土の食材、名産品”を、都会のど真ん中で気軽に購入できる市場があればとの思いから、俳優の永島敏行氏が代表を務める青空市場さんのご協力のもと、 丸の内 行幸マルシェ 実行委員会が2002年にスタートいたしました。
直接、生産者の声を聴きながら、こだわりの食品を手に取り、 会話を楽しみながら購入できるのが、マルシェの魅力のひとつです。
※ 生産者支援のマルシェの観点から、感染症拡大予防対策を踏まえて開催いたします。
『丸の内行幸マルシェ』 の場所、魅力
「丸の内行幸マルシェ」 は東京駅から直結している丸の内駅前地下広場(新丸ビル地下入り口付近)で定期開催されています。
東京駅から丸の内口から地下通路でダイレクトに訪れることができます。特に丸ノ内線東京駅からは改札を出て目の前の好立地です。
※以前開催していた行幸通路から数100m移動しました。
駅直結だから、雨風、寒さ知らず
何といっても東京駅から直結する地下通路で開催されているので、天候に左右されないのが「丸の内行幸マルシェ」の魅力です。夏の暑さ、冬の寒さ、突然の雨、風などに惑わされず、悠々とお買い物ができます。
都心で働く方、仕事帰りにオススメ!
マルシェは土日に開催されるケースが多く、休みの日に家から遠くへ出かけるのは億劫ですが、「丸の内行幸マルシェ」の開催は場所柄、金曜日に、時間は11:30~19:30と比較的夜遅くまでやっています。平日に職場から立ち寄ることができて、昼間は丸の内周辺のオフィスワーカー、夕方以降は仕事帰りの常連客や、丸の内への買い物客を中心に賑わいを見せています。
2022年2月25日は「 あいちの地酒の試飲販売会 」
魅力いっぱいの「丸の内行幸マルシェ」に、2月25日金曜日、愛知県の勲碧酒造、中埜酒造、福井酒造の3蔵が出店して、「あいちの地酒の試飲販売会」を実施します。普段は地元愛知でしか手に入らない地酒の試飲ができて、酒蔵やお酒のこだわり、おいしい味わい方など、蔵人との会話を楽しみながら購入できます。
※ 新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により、試飲酒の提供が中止となる場合がございます。
あいちの地酒の魅力とは
全国各地に日本酒あれど、愛知県で造られる日本酒のイメージを知っている方は少ないかも知れません。
実は2019年度の清酒の製造量(課税移出数量)が全国7位であり、歴史ある蔵元により伝統の技を受け継ぐ酒造りが盛んな地域です。県内には40を超す日本酒の蔵元があり、個性豊かな愛知の酒は近年じわじわと存在感を増しています。
実は酒どころ
「工業県のイメージが強い愛知県。工場から生産されるのは自動車や機械といったイメージが強いと思いますが、味噌や醤油、みりんなど、醸造業が盛んな地域としても知られています。日本酒の出荷量も現在第7位。しかしながら全国でも上位に位置する、“酒どころ”であることを知る人は少ないかもしれません。」
(松崎 晴雄氏「知らざれる愛知の地酒の魅力とは」)
歴史
「昔から尾張と三河は、上方(関西地方)に次ぐ酒の生産地として、江戸でも良く知られる産地でした。灘や伊丹(ともに現在の兵庫県)と江戸との中間に位置し、その半分の距離で運べる地の利を生かして発展しました。明治時代に入ると、早くから同業者の間で組合を組織し技術の研鑽に励むなど、品質面でもその名声は高まっていきました。今日も県下にある約40軒の酒蔵は、それぞれ個性豊かな酒造りに努めています。」
(松崎 晴雄氏「知らざれる愛知の地酒の魅力とは」)
特徴
「また最近では、愛知県独自の酒造好適米として「若水」(1983年)、「夢山水」(1997年)、「夢吟香」(2012年)が誕生。県内各蔵元からこれらの米を用いた吟醸酒、純米酒等が発売されていますが、数々の酒米品種が愛知県で開発され、全国各地で定着したことはあまり知られていないかもしれません。愛知の酒は全般に、しっかりした濃厚な味わいを備えていると言われますが、
(松崎 晴雄氏「知らざれる愛知の地酒の魅力とは」)
「八丁味噌」や「たまり醤油」といった濃い目の味付けに合うだけでなく、酒米に恵まれた土地であることも関係していると言えるでしょう。」
愛知県の勲碧酒造、中埜酒造、福井酒造がこだわりのお酒を紹介
「丸の内行幸マルシェ」では、蔵元・蔵人自らが参加して、酒蔵及びお酒の特徴、お勧めの飲み方などを説明します。
【勲 碧】勲碧(くんぺき)酒造株式会社、愛知県江南市
■酒蔵紹介
愛知県北方の木曽川に面した江南市の片田舎に位置する酒蔵です。日本桜の名所百選に選ばれている五条川桜並木を臨み、毎年春の開催する「酒蔵開放」は多くの人に楽しんで頂いております。また、「勲碧」(くんぺい)という酒銘は、澄み渡る青空を意味し、大自然の恵みを受けて生まれる日本酒が青空のように 済んで爽やかな酒質になるよう目指しています。酒造りは、全行程手造りで少量仕込にて醸しています。
■ ご来場者様へメッセージ
コロナ禍に有り、非常に苦しい状況が続いています。高級酒が不振の続く中、家庭で消費して頂けるクラスでお酒のバリエーションを増やすようにして参ります。愛知産のお米、愛知県産の桜酵母の味わいを知っていただき、愛知の酒、勲碧をぜひ、一度お試しください。
試飲販売会の出品酒です。
- 純米大吟醸 山田錦 無濾過原酒
10号酵母らしい穏やかな香りと優しい酸味が特徴の勲碧らしさが一番表れたお酒です。 - 純米大吟醸 雄町 SECRETVER.1(桜酵母五条川桜使用)
桜酵母の華やかな香りと雄町のじんわりと染み出るような旨味が特長です。 - 純米吟醸 夢吟香 無濾過原酒
地元で生産された「夢吟香」を使用したお酒です。お米本来の旨味が特長です。 - 純米吟醸 桜酵母 五条川桜
五条川の桜の花から分離した勲碧独自の酵母。華やかな香りとキレのある後味が特長です。 - 純米吟醸原酒 氷温熟成酒
酒蔵の人気一番酒。いわゆる生貯蔵酒です。10号らしい奥行きのある香りとしっかり感じる旨みが特長です。
●製造:勲碧酒造株式会社
(愛知県江南市小折本町柳橋88番地)
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【國 盛】中埜(なかの)酒造株式会社、愛知県半田市
■酒蔵紹介
愛知県の知多半島は古くから醸造業が盛んで、さかのぼること三百有余年、江戸時代初期に始まった酒造りは江戸時代中期に花開きます。知多半島で酒造りが盛んになった背景には、地の利に加えて年間平均気温が15.5度ともろみの発酵に適した気候風土と良質な酒米、清冽な湧き水に恵まれたこと。さらには徳川御三家、尾張藩の奨励も酒造りを力強く後押ししました。
國盛蔵の創業は弘化元年(1844年)、「国の繁栄を願い、それとともに我が酒の盛んなることを」望む気持ちを込めて「國盛」と命名されました。伝統の技と新しい技術に支えられた新しい日本酒。それが國盛の目指す「味わいふくよかで、後キレの良い酒 “芳醇麗酒(ほうじゅんれいしゅ)”」です。現在では、日本酒の他に梅酒、果実リキュール、あまざけなども製造しています。
■ ご来場者様へメッセージ
伝統産業の中にあっても常に変革と挑戦を繰り返し、地域の活性化に貢献出来る企業であり続けたいと考えています。特に製品開発においては、その原材料の良さ最大限に活かした「差別化された製品造り」を常に目指しています。これからも伝統に甘んじることなく、さらなる品質向上に努力してまいります。
試飲販売会の出品酒です。
- 半田郷 純米吟醸 酵母1801
華やかな吟醸香と上品な甘みのやわらかな味わいが特徴。冷やしてフルーティな風味をお楽しみください。 - 半田郷 純米吟醸
厳選された酒造好適米を55%に精米し、その米のみを使い 寒仕込みした純米造りの吟醸酒です。 - 彩華 純米大吟醸
芳醇な味わいとキレのよい大吟醸です。 - 純米どぶろく
さわやかな酸味とお米の旨さをそのまま活かした濃厚な味わいです。 - 無濾過梅酒 知多
原料は自家農園で収穫した梅で無濾過で瓶詰めしました。 - 國盛 酒蔵のあまざけ
米と米麹で造った本格あまざけです。アルコール0%です。
●製造:中埜酒造株式会社
(愛知県半田市東本町2-24)
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【四海王】福井(ふくい)酒造株式会社、愛知県豊橋市
■酒蔵紹介
自慢の水:当社のお酒仕込み水は、地下50mを流れる地元豊川と地下100mを流れる天竜川の伏流水を使用。市販のミネラルウォーターと呑み比べると明確に違うその味わいは、厚みがあるのに飲み易く、当社の酒造りの生命線となっています。
技術:当社使用の「小釜」は、生産性は非効率な反面、味の安定を盤石にします。繊細な日本酒と100年にわたり、向き合ってきたノウハウは焼酎造りにも生かされ、お酒造りの免許は12 種まで拡充(15種が最大)。1世紀に亘るお客様の要望を受け止めてきたことが、技術の積み重ねになりました。
人:“良い酒を醸す”のも人、飲むのも人。人に感謝し、お客様の心を魅了する「和合良酒」を醸す。「伝統」に新たな「技術」で挑戦する。それが品質の高さとお客様の満足に繋がると信じて酒を造ります。
■ ご来場者様へメッセージ
「美味しいのその上のときめきを」
おかげさまで、創業から100年以上、酒造りを行ってこれた福井酒造ですが、これからも気を抜くことなく、杜氏を含め社員一同で、想いのこもった味の追求に勤しんでいきます。これからは、美味い!の更に上を目指し、呑んだ人が唸るような本物の味を探していきたいと考えております。もともと愛知県豊橋市は多品種の農産物が生産される農業王国です。日本酒造りに適した、酒米と、日本一の水質にも選ばれた豊川の水をふんだんに使える恵まれた環境のもとで、居心地の良い味の酒を求めていきます。愛知三河の酒、「四海王」をぜひ、一度お試しください。
試飲販売会の出品酒です。
- 「四海王」純米大吟醸 夢吟香
口当たりはスッキリなのに余韻はほのかに甘露。自噴の井戸水を使用することにより、絶妙な味わいを表現することを可能としました。 - 「四海王」純米大吟醸 夢幻
果物を思わせる香りと米の旨味を引き出した味わいのある酒です。純米酒ならではのボリューム感を残し、それでいて品性を失わず、飲む人に安らぎを与えてくれます。 - 「四海王」純米吟醸 真
兵庫県産「山田錦」を100%使用した弊社の人気No.1商品です。米の優しい味わいと奥ゆかしい含み香、そして後味のキレの良さが自慢の純米吟醸酒。 - 「四海王」純米吟醸 福
米の味わいを残しつつ、スッキリとした味わいが特徴です。燗ではコクが強調され旨味が口中にふくらみ、冷ではスッキリと爽やかな味わいをお楽しみいただけます。 - 「四海王」梅酒 東三河の恵み
清酒仕込んだ梅酒。鳳来寺山の麓で取れた南高梅を100%使用し、弊社自慢の清酒で仕込んだ梅酒です。約10℃の低温仕込みにより、柔かい酸味が特徴。甘味は控えめなのでお料理と共にお楽しみ頂けます。
●製造:福井酒造株式会社
(愛知県豊橋市中浜町214)
>>この酒蔵についてもっと詳しく知る
イベント開催概要
■開催日時:2022年2月25日(金)11:30~19:30
■会場:東京駅丸の内駅前広場地下(新丸ビル地下入り口付近)
※「東京駅」直結、地下鉄丸ノ内線改札前
■主催:丸の内 行幸マルシェ 実行委員会
(NPO法人 大丸有エリアマネジメント協会、有限会社青空市場、三菱地所株式会社)
■後援:農林水産省、千代田区、フード・アクション・ニッポン推進本部
一般社団法人千代田観光協会
■お問い合わせ
<出店、開催に関する最新内容>
「青空市場HP」でご確認ください。
<あいちの地酒試飲販売ブースについて>
愛知県事業委託先 ジザケジャパン株式会社
電話:03-5315-0633(平日 10:00~17: 30) メール:event@jizake.or.jp
※ 新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により、試飲酒の提供が中止となる場合がございます。
この記事は私が取材しました。
おいしい日本酒 編集部
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