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2022/9/3-4【愛知の観光物産展「こってりだけじゃない。ディスカバー愛知フェア」】あいちの地酒試飲販売会を開催!!

愛知の観光物産展「こってりだけじゃない。ディスカバー愛知フェア」 とは

愛知県では、首都圏在住の方々に向けて、多彩な食と観光の魅力をPRし、誘客促進を図ることを目的に、首都圏において愛知の観光物産展「こってりだけじゃない。ディスカバー愛知フェア」を、2016年度から開催しています。

2022年9月3日(土)、4日(日)の2日間、会場は横浜市西区みなとみらいのクイーンズスクエア横浜クイーンモール1階のクイーンズサークルにて開催されます。

開催場所、魅力

大型複合施設クイーンズスクエア横浜は東急東横線直通みなとみらい線「みなとみらい駅」からダイレクト、JR線・市営地下鉄「桜木町」下車「動く歩道」利用で徒歩約8分で訪れることができます。
会場となるクイーンモール1階のクイーンズサークルは、MM21地区の中心を貫くクイーンモールと、開放感あふれるアトリウムに面しています。

吹き抜けの屋内会場は、雨風、暑さ知らず

吹き抜けや屋内会場であることの利点を生かし、展示会・ファッションショーをはじめ、さまざまなイベントが開かれています。屋内施設なので、夏の暑さ、冬の寒さ、突然の雨、風などに惑わされず、天候に左右されません。

2022年9月3-4日は「 あいちの地酒の試飲販売会 」

愛知県の「あいおい」相生ユニビオ、「國盛」中埜酒造、「四海王」福井酒造が出店して、「あいちの地酒の試飲販売会」を実施します。普段は地元愛知でしか手に入らない地酒の試飲ができて、酒蔵やお酒のこだわり、おいしい味わい方など、蔵人との会話を楽しみながら購入できます。

あいちの地酒の魅力とは

全国各地に日本酒あれど、愛知県で造られる日本酒のイメージを知っている方は少ないかも知れません。
実は2020年度の清酒の製造量(課税移出数量)が全国7位であり、歴史ある蔵元により伝統の技を受け継ぐ酒造りが盛んな地域です。県内には40を超す日本酒の蔵元があり、個性豊かな愛知の酒は近年じわじわと存在感を増しています。

実は酒どころ

「工業県のイメージが強い愛知県。工場から生産されるのは自動車や機械といったイメージが強いと思いますが、味噌や醤油、みりんなど、醸造業が盛んな地域としても知られています。日本酒の出荷量も現在第7位。しかしながら全国でも上位に位置する、“酒どころ”であることを知る人は少ないかもしれません。」

(松崎 晴雄氏「知らざれる愛知の地酒の魅力とは」)

歴史

「昔から尾張と三河は、上方(関西地方)に次ぐ酒の生産地として、江戸でも良く知られる産地でした。灘や伊丹(ともに現在の兵庫県)と江戸との中間に位置し、その半分の距離で運べる地の利を生かして発展しました。明治時代に入ると、早くから同業者の間で組合を組織し技術の研鑽に励むなど、品質面でもその名声は高まっていきました。今日も県下にある約40軒の酒蔵は、それぞれ個性豊かな酒造りに努めています。」

(松崎 晴雄氏「知らざれる愛知の地酒の魅力とは」)

特徴

「また最近では、愛知県独自の酒造好適米として「若水」(1983年)、「夢山水」(1997年)、「夢吟香」(2012年)が誕生。県内各蔵元からこれらの米を用いた吟醸酒、純米酒等が発売されていますが、数々の酒米品種が愛知県で開発され、全国各地で定着したことはあまり知られていないかもしれません。愛知の酒は全般に、しっかりした濃厚な味わいを備えていると言われますが、
「八丁味噌」や「たまり醤油」といった濃い目の味付けに合うだけでなく、酒米に恵まれた土地であることも関係していると言えるでしょう。」

(松崎 晴雄氏「知らざれる愛知の地酒の魅力とは」)

愛知県の相生ユニビオ、中埜酒造、福井酒造がこだわりのお酒を紹介

愛知の観光物産展「こってりだけじゃない。ディスカバー愛知フェア」会場で、蔵人が酒蔵及びお酒の特徴、お勧めの飲み方などを説明します。

あいおい相生(あいおい)ユニビオ株式会社、愛知県碧南

愛知県の西三河の碧南市弥生町にある酒蔵です。碧南市は醸造業の盛んな町で、白醤油や味醂のメーカーが沢山ありまして、味醂も製造しております。酒造りは1954年に始まりました。先に味醂の製造をしておりましたので、「酒は常に料理とともに」嗜んでほしいとの造り手の想いを込めて、酒造りに取り組んでいます。清酒、味醂以外にもウイスキーや焼酎、リキュールなど様々な商品を製造しております。

洗米から搾りまで手作りにこだわりお米一粒一粒を大切に扱いながらお酒造りを行ってきています。今回用意しましたお酒はどちらも香りが華やかで米の味豊かで料理や食卓を彩るものを用意しました。今後とも「食事に1番合う日本酒」をテーマに丁寧なお酒造りを行っていきます。

■ ご来場者様へメッセージ
久しぶりの清酒イベントです。弊社の清酒を味わっていただける機会はなかなかありませんので、是非とも弊社自慢の清酒をお楽しみください。

試飲販売会の出品酒です。

  • 純米大吟醸 碧の空
    きれいな中にもしっかりと味わいが残るように考えながら酒米を磨いていき、最終的に磨き28%にたどり着きました。仕込み時には洗米工程から全神経を集中させ、毎年異なる酒米の出来に合わせて水の吸水率を都度細かく変化させていきます。妥協のない麹造りもさることながら、風味を損なわない様に出来たもろみは袋吊りをし、自然に垂れてくる酒を集めて1本ずつ大切に手作業で瓶詰めし、冷蔵にてじっくり熟成を行っております。米の旨みと酸味のバランスがとれた甘口のお酒です。
  • 純米吟醸あいおい
    55%まで磨いた愛知県産「夢山水」を手洗いして仕込み、麹・酵母と対話しながら低温にてゆっくり発酵させました。出来上がったもろみは袋詰めし、手作業で大切に搾っていきます。華やかな香りをこわさないように、一本ずつ手作業にて瓶詰めしております。杜氏が声なき対話をしながら醸された酒は果実のようなフルーティな香りとスッキリとした飲み口が最大の特徴です
  • 「碧州」ウイスキー
    8年間樽熟成させたカナディアンウイスキーをベースに、スコッチモルト(12年間樽熟成)、アイラモルト(5年間樽熟成)などを独自にブレンドした、『愛知県発の本格ブレンデットウイスキー』です。最初に感じる刺激的滑らかな味わいと、華やかでバニラのような香り、何度でも飲みたくなる飽きのこないウイスキーです。

●製造:相生ユニビオ株式会社 碧南事業所
(愛知県碧南市弥生町4丁目3番地)
>>この酒蔵についてもっと詳しく知る

【國盛】中埜(なかの)酒造株式会社、愛知県半田市

酒蔵紹介
愛知県の知多半島は古くから醸造業が盛んで、さかのぼること三百有余年、江戸時代初期に始まった酒造りは江戸時代中期に花開きます。知多半島で酒造りが盛んになった背景には、地の利に加えて年間平均気温が15.5度ともろみの発酵に適した気候風土と良質な酒米、清冽な湧き水に恵まれたこと。さらには徳川御三家、尾張藩の奨励も酒造りを力強く後押ししました。

國盛蔵の創業は弘化元年(1844年)、「国の繁栄を願い、それとともに我が酒の盛んなることを」望む気持ちを込めて「國盛」と命名されました。伝統の技と新しい技術に支えられた新しい日本酒。それが國盛の目指す「味わいふくよかで、後キレの良い酒 “芳醇麗酒(ほうじゅんれいしゅ)”」です。現在では、日本酒の他に梅酒、果実リキュール、あまざけなども製造しています。

■ ご来場者様へメッセージ
伝統産業の中にあっても常に変革と挑戦を繰り返し、地域の活性化に貢献出来る企業であり続けたいと考えています。特に製品開発においては、その原材料の良さ最大限に活かした「差別化された製品造り」を常に目指しています。これからも伝統に甘んじることなく、さらなる品質向上に努力してまいります。

試飲販売会の出品酒です。

  • 半田郷 純米吟醸 酵母1801
    口に含むと華やかな香りが駈け抜け、さわやかな旨味を感じるお酒です。
  • 國盛 大吟醸
    独自の伝統ある技で丹精に仕込みました。最高の風味と香りを極めたお酒です。
  • 國盛 酒ものがたり 弁財船
    搾りたてのお酒を低温で貯蔵熟成しました。フレッシュでまるみのある味と香りが特徴のお酒です。
  • 國盛 純米どぶろく
    とろっとした口当たりで、さわやかな酸味が特徴の純米どぶろくです。
  • 國盛 無濾過梅酒 知多
    原料の梅の栽培からこだわって造りました。自家農園で育てた梅だけを使用した無濾過の梅酒です。
  • 國盛 ななつぼし あまざけ
    北海道の「ななつぼし」を使用した、ほどよい甘みとあと味スッキリしたあまざけ。アルコール0%です。

●製造:中埜酒造株式会社
(愛知県半田市東本町2-24)
>>この酒蔵についてもっと詳しく知る

【四海王】福井酒造株式会社、愛知県豊橋市

酒蔵紹介
弊社は明治45年(1912年)に渥美郡福江町戸田家陣屋跡の井戸水を借りて創業致しました。以来、103年間地元東三河の地酒屋として酒を醸し現在に至っています。
日本酒は、我国の長い歴史と風土によって育まれてきた素晴らしい伝統の産物です。現在全国に約1,600の蔵元があります。そのような中でも弊社の思いは、地元で育った人が、地元で育ったお米、地元を流れる水で、地元の方々にも愛される本物の酒を丁寧に造り醸す事に拘りを持ち取り組んでおります。そして「心をこめて丁寧に!」をお届けする事で、より多くの方々に豊かさや安らぎを提供し、日本酒の持っている素晴らしさをより伝えることが出来ると考えております。
100年を少し超えたばかりですが、これからの100年も皆様の信頼と支持を得る醸し屋でありつづけるために、酒の味を磨き上げていくことに真摯に向き合い、高品質の酒造りに精進していきたいと思っております。

良い酒造りは、原料である米作りから始めなければなりません。しかし米作りは素人がやってできるような生易しいものではありません。そこはプロのお力を借り、きっちりとしたものを作ることが必須となります。弊社では6年前に愛知県の酒造好適米として品種改良された「夢吟香」を地元の農家さんに教えを仰ぎ、田植えから一緒に行うなど、良い米作りにも力を入れています。

■ ご来場者様へメッセージ
愛知のお酒はあまり有名ではないですが、お飲みいただいたら「おや!なにこのお酒」と思い、キット好きになって頂けると思います。是非この機会にご賞味ください。

試飲販売会の出品酒です。

  • 「四海王」純米大吟醸 夢幻
    果物を思わせる香りと米の旨味を引き出した味わいのある酒です。純米酒ならではのボリューム感を残し、それでいて品性を失わず、飲む人に安らぎを与えてくれます。
  • 「四海王」純米吟醸 真
    兵庫県産「山田錦」を100%使用した弊社の人気No.1商品です。米の優しい味わいと奥ゆかしい含み香、そして後味のキレの良さが自慢の純米吟醸酒。
  • 「四海王」ひやおろし 純米吟醸 夢山水
    新酒からひと夏を超え、適度に熟成された原酒ならではの味わい深さが特徴のひやおろし。穏やかで濃醇な味わいは、旨みののった秋の味覚とも相性抜群です。
  • 「四海王」特別純米 夢吟香
    愛知県産酒造好適米「夢吟香」を100%使用した純米酒です。お米のコクと味わい深さを出した吟醸造りの純米酒。
  • 「四海王」純米吟醸 福
    米の味わいを残しつつ、スッキリとした味わいが特徴です。燗ではコクが強調され旨味が口中にふくらみ、冷ではスッキリと爽やかな味わいをお楽しみいただけます。
  • 「四海王」梅酒 東三河の恵み
    清酒仕込んだ梅酒。鳳来寺山の麓で取れた南高梅を100%使用し、弊社自慢の清酒で仕込んだ梅酒です。約10℃の低温仕込みにより、柔かい酸味が特徴。甘味は控えめなのでお料理と共にお楽しみ頂けます。

●製造:福井酒造株式会社
(愛知県豊橋市中浜町214)
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他の出展者、主な販売商品、ステージ

他にも愛知県内の食品関連会社を中心に26の事業者・団体が出店します。
夏にぴったりの「本わらび餅」から、定番の「みそ煮込みうどん」や「手のべきしめん」などが販売されるほか、西尾市特産の抹茶を使った「抹茶アイスの素」やフルーツ、夏野菜の販売もあります。

・愛知県・観光振興課:観光PR
・愛知県農産物需要拡大推進協議会:いちじく、おおば、夏秋なす 等
・愛知県フィルムコミッション協議会:県内で撮影された映画作品のパネル展示
・株式会社青山(西尾市):チョコアーモンド小花、海老せんべい 等
・株式会社秋田製麺所(豊山町):奴の角久八丁味噌煮込みうどん、奴の手延べきしめん 等
・有限会社岩月鬼瓦(高浜市):三州鬼瓦工芸品 「いぶし皿とお香立て」 等
・株式会社お亀堂(豊橋市):ブラックサンダーあん巻き4ケ入り 等
・株式会社オリエンタル(稲沢市):あいちの牛すじどてカレー 等
・株式会社木耳のお店(豊川市):きくらげラー油 等
・株式会社宏昌食糧研究所(西尾市):西尾の抹茶 抹茶アイスの素 等
・株式会社サガミフード(名古屋市守山区):宇宙日本食 サガミ純鶏名古屋コーチン味噌煮 等
・寿がきや食品株式会社(豊明市):SUGAKIYAラーメン 等
・株式会社千両(名古屋市中村区):みそたま、金シャチ焼き小倉 等
・立石海苔店(名古屋市):愛知県産焼海苔 白袋きず 10枚入 等
・有限会社寺本饅頭本舗(知多市):梅ぜりい、梅干し羊羹 等
・とよあけ花マルシェプロジェクト(豊明市):豊明銘菓「桶狭間太鼓」、お花のケーキ 等
・豊川市観光協会:香月堂バウムクーヘン、天狗缶詰うずらパウチ(水煮) 等
・名古屋市・観光推進課:シャチ泊(宿泊割引)のPR
・株式会社平松食品(豊川市):テリヤキフィッシュさんまジャーキー、ごはんじゅれ各種 等
・有限会社マリーヌ洋菓子店(豊明市):戦国武将どーなつ、戦国武将パイ 等
・株式会社妙香園(名古屋市熱田区):名古屋ほうじ茶 鸞、どあら茶 等
・道の駅田原めっくんはうす(田原市):あさりせんべい 等
・和菓子処 春日井よし乃(春日井市):塩豆大福、本わらび餅 等

ステージでは「徳川家康と服部半蔵忍者隊®」の演武や、ご当地キャラクター(はち丸、のぶながくん、いなりん)の出演と撮影会、3日には大村秀章知事のトークステージ、11月1日に愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園内」にオープンする「ジブリパーク」の魅力について、PRを行う予定です。他にも「アンケート&クイズラリー」にご参加の方に、先着で「愛知のお菓子詰め合わせ」のプレゼントがございます。入場無料。

主なイベント内容(タイムスケジュール等、詳細はチラシを参照)
《9月3日(土)》
・大村秀章知事のトークステージ
《2日間共通》
・「徳川家康と服部半蔵忍者隊Ⓡ」の演武
・市町村等PRタイム(名古屋市、豊明市、豊川市観光協会)
・ご当地キャラクター(はち丸、のぶながくん、いなりん)の出演・撮影会
・クイズラリー、愛知県内観光パンフレットの配布 など

イベント開催概要

■開催日時:2022年9月3日(土)、4日(日) 11:00~18:00
■会場:クイーンズスクエア横浜クイーンモール1階 クイーンズサークル
(住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3)
※東急東横線直通みなとみらい線「みなとみらい駅」直結
JR線・市営地下鉄「桜木町」下車「動く歩道」利用で徒歩約8分
■主催:愛知県
■お問い合わせ
<愛知の酒試飲販売ブースについて>
クロッシング株式会社(県事業委託先)
電話:090-1981-0119 メール:sk@xrossing.jp(担当:畔柳(くろやなぎ))
<あいちの酒需要拡大促進事業について>
愛知県経済産業局産業部産業振興課 繊維・窯業・生活産業グループ
電話:052-954-6341(担当:前田、永野)
<「こってりだけじゃない。ディスカバー愛知フェア」について>
ディスカバー愛知フェア事務局(株式会社アルファポイント(県事業委託先)内)
電話:0120-3749-15(平日午前10時から午後6時まで)、090-2189-8353(イベント当日)

この記事は私が取材しました。

おいしい日本酒 編集部

おいしい日本酒のご紹介から、五感で楽しむ日本酒の味わい方、ワクワクする体験レポート、イベントや酒蔵情報、話題のニュース、動画など、日本酒に関わるコンテンツを、読者目線でわかりやすく、楽しくお届けします。

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